自動症が現われるてんかんの治療費

側頭葉てんかんでは、本人に自覚のないまま無意識に身体が動いてしまう自動症という症状が現われるのが特徴です。発作の前兆がないときには本人ですら発作が起きている自覚が持てず、自分の重大な病気の症状を過少評価してしまいがちです。この側頭葉てんかんを発症するのは高齢者が大部分で、成人の代表的難治てんかんのひとつとされています。難治てんかんとは、薬物治療でも発作を止められないてんかんを指します。このてんかんの原因となるのが、仮死状態で生まれてきたこと・脳炎や髄膜炎の後遺症・はしか・突発性発疹・先天性脳腫瘍・大脳皮質の形成障害・脳血管障害・頭部外傷など多岐にわたります。このてんかんの症状は自動症以外にも、記憶障害や性格の変化・精神症状など他のてんかんの患者にはみられない随伴症状が現れます。ですので生命に関する危険性が高いともいえます。治療法としては、薬の代わりに外科的治療が有効とされます。発作の性質を検査するのが重要で検査入院が3週間ほど必要となり、1度だけの手術であれば約4から5週間入院します。頭蓋内電極留置と治療的手術の2度の手術が必要であれば、約7週間の入院となります。検査入院では発作の内容や反復頭皮脳波の検査、画像診断、神経心理学テストが行われます。高齢者に多い病気ですので治療費のことが負担となり易いといえます。ですが、高額療養制度を利用すれば、2ヶ月から3ヶ月後に支払った医療費が還付されます。この制度について分からない場合にも、病院にはソーシャルワーカーが常駐している相談施設が存在しています。高齢だから、治療費が掛かるからと諦めてしまわずに、健康な日々を1日でも長く過ごすために適切な知識と治療を享受しましょう。

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