クルマにあまりお金をかけたくないという場合は、10年落ちの安い中古車を乗り継ぐという方法があります。実際に、そのようなクルマの買い方をしている人は少なくありません。10年落ちの安いクルマを買うと、すぐに故障するのではないかという心配がありますが、しかし、最近のクルマの耐久性は非常に上がっているためにまだまだ乗ることができる場合は多いのです。実際、新車でクルマを購入した人が10年以上乗り続けているという例はいくらでもあります。
たとえば、ドイツ車などは、オイル漏れなどの小さなトラブルは国産車よりも多く発生しますが、クルマそのものは頑丈に作られているために、必要に応じて消耗部品などを交換していけば20年20万キロでも平気で走ります。しかし、最近は、このような年式が古い中古車が少なくなっているようです。その理由は古い中古車を買う人が少ないということ、そして海外で安い日本の中古車の需要が増えていることが挙げられます。ただ、このような古い中古車は走行には問題なくても、きしみ音が発生したり、傷やヘコミがあったりなど、新車と比べると見た目も乗り心地もかなり悪化しています。
そのため、走れば良いと割り切れる人でないと、古いクルマは難しいかもしれません。また故障リスクもある程度は覚悟できている人でなければなりません。この二つをクリアできれば、高額な新車を購入するのに比べて、安いカーライフを続けることができるでしょう。