中古車を購入する際には駐車場を確保している必要があります。自宅の駐車場であっても、それを証明する書類が必要になります。この証明書を車庫証明書と言い、警察署に申請し、発行してもらいます。通常は、中古車販売店でその手続きを行ってもらうことができるので、特に難しいことはないのですが、もし賃貸である場合は家主からのサインが必要になります。
家主は遠方に住んでいるような場合になると、やり取りに時間がかかるので、早めに書類にサインをもらえるように準備を進めていく必要があります。また、車庫証明書を発行してもらうためには、駐車場の住所と見取り図などを作成して提出しなければなりません。見取り図は住所がある場所の周辺の地図と駐車場のスペースを縦、横、奥行きなどのサイズを書いて、どの位置で駐車させるかを記入します。周辺地図に関してはネットの地図をそのまま張り付けてもOKです。
このような書類の作成も基本的には中古車販売店がやってくれます。ただ手数料は発生するので、それをカットしたい場合は、自分で作成し、自分で警察署に出向いて申請します。これも警察署に行く時間さえあれば、特に難しいことはありません。車庫証明書は申請してから約1週間で発行されるので、指定された日に取りに行き、それを販売店に持っていけばOKです。
なお、自分で車庫証明書を取る場合は、契約書にサインする前に予めその旨を伝えるようにするとスムーズです。