立体駐車場は、立体になったタイプの駐車場なので、多くの台数を駐車することができます。自走式は、自分で走らせて駐車スペースに移動するタイプで、デパートなどに併設されているものが該当します。機械式は、パレットに車を乗せて駐車するタイプで、パレットを上下させて使う物です。これには垂直循環式とエレベーター式があって、全車はマンションなどにあることが多く、後者は商業施設などにあります。
いずれも適切にメンテナンスを行う必要がありますが、特に機械式は機械のメンテナンスを適切に行わないと事故が起こってしまうので、管理の重要性は高いです。立体駐車場のメリットは、狭い土地であっても駐車台数を確保できることにあります。立体駐車場でない場合、停められるスペースはその土地部分の広さが上限になりますが、立体にすれば同じ広さであっても何倍にも増やすことが可能です。日本は土地が狭いので特に都市部になると駐車場スペースが限られてきますが、立体駐車場を活用することできちんと駐車ができる環境を作っています。
立体駐車場を利用する料金は、それぞれ運営主体によって変わりますが、商業施設等にある物は時間制となっているタイプが多いです。マンションなどの場合は、月額制で月ごとに利用料を払うタイプが多くなっています。利用する場合は、きちんと管理されていて安全そうなところを選ぶことが大切です。事故が起こってからでは遅いので、なんとなくで選ぶのはやめた方が良いです。